お子さんを道場に通わせたい人のための「良い空手道場の選び方」

2022年に向けて、オリンピック種目となる「伝統空手」に注目が集まっています。

オリンピックをきっかけに、空手はどんどん盛んになっていくことが予想されます。

「よし、うちの子にも空手を!」と言っても、すぐ近くの道場に即入会。

と、簡単にはいかないのではないでしょうか?

月謝はどれくらいが相場なの?

どの道場が信用できるの?

流派ってなに?

どの流派にすればいいの?

何を基準に選べばいいの?

などなど、一人で考えてもなかなか答えが出ません。

そんな方に、必見??

空手歴23年、10歳の頃から空手を愛し、道場・道場生を愛してきた筆者が、出稽古も含めて10以上の道場・練習場に行った経験を活かして道場選びと目的別で重視するポイント等々をわかりやすく丁寧に解説しております。

空手道場選びに困っていらっしゃる全ての方の参考になります。

目次

はじめに

この記事では、「伝統空手」と呼ばれる空手の道場の選び方について解説をしています。

伝統空手は、フルコンタクト空手、極真空手とは異なり、組手では、全日本空手道連盟のいわゆる「寸止めルール」が敷かれるものです。

1.道場選びの大前提となるポイント

この記事では、前半では、どんな目的でも、共通して重視した方が良いポイントを「道場選びの大前提となるポイント」として解説します。

後半で、「目的に合わせた道場選びのポイント」を、解説します。

全日本空手道連盟に加入しているか

道場が、全日本空手道連盟(全空連:ぜんくうれん)に加入していなければ、公式の大会に出られません!

これは、主に、日本四大流派の剛柔流、糸東流、松濤館、和道流、その他の空手団体で構成されている連盟で、インターハイや、大学学連の大会はもちろん、オリンピック種目も、この全空連のルールの下行われます。

(ちなみに、空手の流派についての記事は、「オリンピック種目の伝統空手と極真空手の流派の違い」で解説しています!)

大会は特に視野に入れていません、という方もおられるかもしれませんが、どうせ道場に入るならば、世界・日本の大きな流れを組む空手団体である全空連に加盟している道場をお選びすることをお勧めします。

ご参考:全国加盟道場一覧(全空連のホームページより)

全国加盟道場一覧

指導者の子供に対する態度、姿勢

子供は指導者の影響を受けやすいので、一番重視すべきは、指導者の子供、道場生に対する態度、姿勢です。

誠意をもって道場生の子供たちに接しているかが、最も重要です。

観察するポイントは、

・道場生である子供たちがほったらかしにされていないか
・道場生とよくコミュニケーションを取っているか
・子供たちは指導者にどのように接しているか(子供たちのリアクション)
・感情的に怒鳴ったり、過度にネガティブな言葉を浴びせていないか

道場生である子供たちが指導者からほったらかしにされていないか

子供たちが、形(かた)の順番だけ教えられて、そのまま「練習しておくように」とだけ言われて、放置されているようなケースもあるかもしれません。

また、楽しい雰囲気なのはいいのですが、統率が取れておらず、子供たちが遊ぶがままほったらかしにされているような場合もあります。

これでは道場に通わせる意味などありません。

指導者が道場生とよくコミュニケーションを取っているか

また、「上手になってもらいたい!」と誠意ある指導者は、口数が少なくても、子供たちのことを理解しようとし、コミュニケーションをおろそかにしません。

子供を放置するような指導者と、口下手な指導者では、コミュニケーションの姿勢が違いますし、何より、子供の反応や、表情が違います。

特に空手は、体の動きや、練習の際の攻撃防御のやりとりで会話ができます。

現に、私の師は、フランス語は全く話せなかったにもかかわらず、年に1、2回フランスへ行き、大勢のフランス人に身振りだけで教え、そして、彼らから父親の如く慕われていました。

いわば、一言も言語のコミュニケーションをしないのですが、師には、静かな情熱、誠意がありました。

師は、老体にムチを打ち、どんなにハードなスケジュールでも、フランスに指導に行くことを怠りませんでした。

このように、口ではひとことも伝えなくても、指導者としての誠意、情熱は伝わるものです。

感情的に怒鳴ったり、過度にネガティブな言葉を浴びせていないか

感情的に怒鳴るなどはもちろん論外ですが、厳しい指導にかこつけて、感情にまかせて怒鳴る指導者も、ゼロではありません。

また、ネガティブな言葉を浴びせ続けて、子供にハッパをかけようとする指導者もいます。

これも一つの指導の方法であり、特に負けず嫌いの子供には、良い効果が期待できます。

ですが、その後のケアが無ければ、子供は自信をなくしてしまいます。

そのような言葉で自信をなくすことは、生きていくうえで大きな損失になります。

チャレンジしてダメだった時に自信を無くすことより、言葉で否定されて自信をなくすことは、子供の可能性をやる前から摘んでしまう悲しいことです。

指導者が、子供の心の状態に無頓着で、ただ罵声を浴びせて、後で何のケアもしないというような場合は、その道場に入門するのは慎重になった方がいいでしょう。

子供に過度なストレスを与えない常識的な練習風景

子供が過度なストレスを与えられているかどうかは、道場全体の活気でわかります。

たとえば、適度な緊張感をもって練習に励んでいる道場は、

子供は元気で、一生懸命です。

もし怒られて泣いたとしても、必ず、フォローがあります。

だから、帰るときには元気に挨拶できるのです。

例えば、空手の組手では、殴り合いをするわけですから、向かってきた相手と戦う競技である以上、ある程度の厳しさも必要です。

しかし、常識の範囲内の厳しさである必要があります。

20年以上前の基準で、現在では常識外れの厳しさをもって指導している道場(少ないとは思いますが)は、やはり現代の感覚でいうと、「やりすぎ」、時には「虐待」になってしまう可能性もあります。

武道の「精神」は不変でも、武道の表面的な現れ方は時代によって変わってきます。

例えば、練習中、「水を飲ませない」「休憩なしで過酷なトレーニングを強いる」「竹刀で頭を強く殴る」など、

現代の感覚からずれていることをする道場は(もちろんそんな道場は極めて稀でしょうが)、かなり危険です。

また、そのズレた感覚をお子さんの考え方にも悪影響を及ぼす可能性もあります。

「多少の暴力はやってもよい。自分だってやられてきた。」

という思考になり、攻撃的になってしまうことにもなりかねません。

少なくとも上記のようなことを行なっている道場は、いくらスパルタのおかげで成績が良くても、お子さんの未来を考えるとおススメはできません。

お子さんの性格に合った道場

探すべきなのは、あなたのお子さんにとって良い道場です。

評判がいいから、大勢人が通っているから、といって、必ずしも「あなたのお子さん」にとって良い道場というわけではありません。

お子さんにとって良い道場を探す視点を忘れないようにしましょう。

お子さんの性格によって、スパルタ式がちょうどいいのか、自由な中でのびのびする方がいいのか、大勢が合うのか、少人数が合うのか、様々です。

例えば、

・負けず嫌いで、厳しく指導されてもその悔しさをバネに頑張れるお子さんは、少々スパルタ式の方が実力が伸びるかもしれません。

・「やらされる」空気よりも自由な雰囲気の中で、自分のペースで練習をする方が性にあっており、実力が伸びやすいお子さん、いわゆる「自分で追い込むのは積極的だけど、追い込まれる練習は苦手」なタイプもいます。

・大勢の中で、他を意識しながら切磋琢磨できるお子さんもいれば、少人数の中で、指導が行き届きやすい環境でなければ集中できないお子さんもいます。

お子さんのタイプはもちろん十人十色です。

また、お子さんがどんなタイプか、まだ正確にはわからないという場合もあるでしょう。

道場選びは一発勝負じゃないので、一度体験してみるのが一番わかりやすいですね。

合わないと思ったら、他の道場に移るのも当然ありです。

実際行ってみること!

百聞は一見にしかずです!

勇気を出して、お子さんと一緒に道場を見に行きましょう!

できれば、少なくとも近場の二つ以上の道場を見て決めてほしいと思います。

1つだけの道場を見て、「なんだか合わないな。空手はやめとこう。」というのは、あまりにももったいないからです。

筆者は自分を含め、空手がきっかけで人生が変わり、成功を収める人をたくさん見てきました。

だから、せっかく空手に興味を持たれたのに、最初に見学したところが自分の子供に合わない道場だったからといって、それで終わるのはもったいないと思います。

だって、もしかしたら、1件目がお子さんに合わない道場でも、

その隣の道場は、めちゃくちゃ相性がよくて親御さんも安心して預けることができる雰囲気で、楽しく空手ができる道場かもしれません。

そこで楽しくやってるうちに実力が上がって、ゆくゆくは、例えば大学推薦の話がくるかもしれません。

早慶、MARCH、関関同立にも空手の推薦枠があり、このほとんどの大学の空手部、かなり強いです。

そうでなくても、将来を左右する友達との出会いがあるかもしれませんし、筆者と同じ道場に通う元アジアチャンピオンも時折、道場の亡き恩師との出会いで人生が救われたと語っています。

そんな大きなチャンス・出会いがあるかもしれないのですから、何ヵ所か見てから決めてもいいのではないか、と筆者個人は思います!

ちなみに、

道場の人には、先に「何ヵ所か道場を見て、決めようと思っています」と言っておいた方がお互いにとって良いです。

何も言わず「うちの子に空手をさせたいなと思いまして」と言うよりも、最初に一言そう言っておいた方が、なんか違うな? と思った時に断りやすいですから。

また、実際にお子さんを通わせているご友人に話を聞いて、同じ道場をおススメでしたら、道場に連れて行ってもらうのも良い方法です。

筆者の経験

筆者が道場に入門したときは、父が昔通っていた他県の道場から紹介していただき、二つの道場で、実際に練習を体験させていただきました。

小学生だったので、父の意向に従うしかありませんでしたが、父は、道場の指導者との相性と、自由で楽しい雰囲気を最優先にして決めていたようです。

子供だった私が、かっこいいから空手をやりたい!というので、「なんだかぼんやりとしたモチベーションだな~」と悟った父は、まず、空手を好きになれるような環境に連れて行ってくれたのだと思います。

空手が性に合わないお子さんもいる

もちろん、空手が性に合わない子もいます。

人を攻撃するスポーツ・武道というものが、全く合わないお子さんもいて当然です。

そのようなお子さんは、練習も完全に「やらされている」だけなので、全く生き生きとしていないし、上達も遅い傾向にあります。

性に合うか合わないかは、週に2~3回の道場で、少なくとも3ヶ月、長くて1年くらい実際に練習してみないと分からないものです。

お子さんの態度や言動から、「空手はこの子に合っているのかな?」という視点を忘れずに、観察して、コミュニケーションを取ってあげてください。

そして、もし合わないようでしたら、思い切って辞めてしまうのも選択肢のうちの一つです。

「空手で強くなってほしい!!」

という親御さんの気持ちは分かります。

しかし、十人十色で、親御さんが空手で輝かしい戦績を残した空手大好きな選手だったとしても、そのお子さんがまた空手大好きになるとは限りません。

お子さんの性格に合わせて、他の道で、例えば心身ともに強くなるという目的を果たすことを考えて、お子さんが一番輝ける道を一緒に選んであげてください。

妥協点を見極める!

全てを兼ね備えた道場はない!

上手に妥協するのも必要です。

目的に合った、また、お子さんに合った道場探しは、より理想に近い道場を選びたいものです。

が、完全な理想の道場にはなかなかめぐり合えないかもしれません。

ですので、2~3個以上を見比べた中から、

優先したい要件がどれだけ備わっているかどうかで決めましょう。

例えば、

空手をやらせて、この子にやる気があれば全国の有名選手になってほしい!

という場合、以下のような項目が考えられます。

①道場生の成績(全国大会での成績、学校推薦の実績など)
→上記の目的の場合、県大会上位、全国大会出場レベルが何人もいるのか等

②競い合うライバルの多さ(年が近い子が多いか)
→年が近いお子さんが5人前後いれば全国強豪道場として不足はありません。

③生活活動範囲からの距離
→週2回~3回通う場合、負担になりすぎないかを実際に行ってみて考えます。

④月謝の額
→3000円~5000円が相場です。

この中で重視すべきは、この例ですと目的が全国の有名選手になってほしい!ということですから、

①と②ということになります。

もっとも、注意していただきたいのは、①、②を備えていたとしても、指導者が「厳しい指導」の域を超えているなど、上記でご紹介した前提条件をクリアしていない場合は、見送るべきでしょう。

成績が良くて実際に高校・大学からスカウトが来るような道場でも、子供の人権や尊厳が尊重されていなかったら、必ずと言っていいほど、

子供は心の傷を負い、それが別の形となって影を落とすことも十分にありえます。

2.目的に合わせた道場選びのポイント

みんなはどんな目的で空手をするのか?

まず、お子さんに空手道場に通ってもらいたい目的、なぜ通わせたいのかをよく考えてみましょう。

もちろん、はじめから明確な目的がなくてもいいのです!
お子さんが、TVか何かを見て、「空手をやってみたい!」とせがんできたから、習わせてみよう、でもOKです。

目的がはっきりしている場合、

つまりお子さんに空手道場に通ってもらいたい目的、なぜ通わせたいのかが明確な場合は、その目的に沿って道場を選ぶことになります。

空手歴23年の筆者の経験では、空手を習いたいという人は、おおまかに、以下の動機・目的に分かれます。

親御さんの動機として、
・いじめっ子に負けない、心身共に強い子供になってほしいから
・何かスポーツをやらせたいから
・武道を通じて礼儀作法を学ばせたいから
・親御さんが昔、空手をやっていたから
・将来、空手の推薦入学やオリンピックを見越して

 

お子さんの動機として、
・強くなりたいから
・友達がやっていて楽しそうだから
・カッコいいから

このような動機には注意

動機、当初の目的はきっかけに過ぎないので、どんなものでも構いません。

もっとも、お子さんが、

「ケンカに負けたくない!」

とか

「いじめた奴に仕返ししたい!」

系の場合は要注意です。

空手を習っているという自信が、暴力につながってしまう可能性があるからです。

「ケンカは絶対に悪!」ではないというのが、筆者の考えです。

でも、ケンカが強くなれば、仲間から頼られて仕方なく戦うことになったり、争いを好むようになる、という可能性もゼロではありません。

「うちの子に限って暴力なんて・・・」とは思うものですが、子供は天使ではありません。

力が手に入ったと見るや、試してみたくなるものです。

お子さんとの間で、「いじめたり、自分の力をひけらかしたりするような振る舞いがあったら即、辞めてもらうからね」などの約束させましょう

明確な目的は特にないという方

また、「何となく武道でもやらせてみようかな~」くらいの場合は、楽しそうで、かつ、練習の統率が取れている道場を選び、空手を好きになれるかどうかを試してみることをお勧めします。

空手を好きになれば、自然と上達していき、そのうちに新しい目標ができ、目的も明確になってくるはずです。

空手をする目的ごとの道場の選び方
形(かた)がしたいのか組手(くみて)がしたいのか

まず、「伝統空手」は、形(かた)と組手(くみて)に分かれます。

実際に練習してみなければ、どちらが本当に自分に向いているかはわかりませんので、どちらもやってみることが大切です。

本来、形と組手は、分けるものではありません。

ですので、道場では、基本的に5対5の割合で形も組手も練習するのが基本です。

しかし、9割が組手稽古という道場もありますし、9割が形という道場もあります。

例えば、TVのCM等で話題になって、

空手のカッコイイ形(かた)をやりたい!というお子さんは、

「うちは組手9割で形はほとんどしません!」という道場は避けた方がいいでしょう。

強くなりたい!のならば、相手と戦う組手の練習が少ない形9割の道場だと、あまり目的を果たせないかもしれません。

これは、流派の違いではなく、道場の方針の違いです。

実際に練習風景を見て、どの練習が多いか、また、道場の指導者に、形と組手の練習の割合を聞くと、確実です。

ちなみに、ご参考までに形と組手の試合の動画です。

ぜひ見てください!

ご参考:これが一流の空手の形(かた)です↓(宇佐美里香 元選手)

カッコイイです!

これを目指して門をたたく人も少なくありません。

ご参考:これが一流の空手の組手(くみて)↓(西村拳選手)

是非見てください!

形が自分の性に合っているか、組手が自分の性に合っているか、両方とも頭角を現すことができるかは、やってみなければわかりません。

是非、試してみてください。

どの流派がいいのか?

色々流派がありますが、流派の違いは、主に形(かた)の違いです。

(もちろん他にも山ほど違いはあります。しかし、四大流派が勢ぞろいする全日本空手道連盟の大会では、流派の違いは主に形(かた)に現れ、組手にはあまり現れません)

そして、流派選びで確実に違いが出るのは、「どの形をするか」です。

日本には、四大流派として、剛柔流、糸東流、松濤館、和道流があります。

youtube等の動画で調べてみて、

例えば、

糸東流の形がやりたい!

そう思ったら糸東流の門をたたいてください。

そうすれば、糸東流の形を教えてもらえることは確実です。

以下、四大流派の形の動画を貼っていますので、各流派、どんな形なのか、見てみてください!

剛柔流の形

動画は、剛柔流の形、クルルンファです。

形の後、形の一つ一つの動作の意味を、組手形式で実践して見せる「分解組手」の演武があります。
これが、世界トップクラスの演武です!!

糸東流の形

動画は、空手界の綾瀬はるかと言われる、清水希容選手の「チャタンヤラクーサンクー」
(2分35秒から)

首里手の形の特徴として、スピーディさが出ています。

松濤館流の形

松濤館流の形でみる技は、ひとつひとつが非常にダイナミックです!
床をドーーン!!!と踏み鳴らしたりする形もあります。

これが、松濤館の形「ウンスー」の団体の形。

世界レベルのクオリティです!!

和道流の形

和道流の形の技は、剛柔流や糸東流よりも、松濤館流に似ています。

和道流の形、クーシャンクーです。

糸東流のチャタンヤラクーサンクーとよく似ていますが、立ち方、受けの高さ等、流派の細かい違いが出ています。

キレがあって力強いですね!

全国大会レベル、それ以上の選手になってほしい!

形でも組手でも、試合で競技に勝ち、素晴らしい成績を収めること、これは、高校や大学推薦の道にもつながりますし、強くなるための目標としても有効です。

その観点から、すでに実績がある道場に行くことが早道になる場合もあります。

各流派の公式ホームページの大会記録の都道府県大会の成績上位者の出身道場の門をたたくのも良いと思います。

下記に貼り付けておきましたので、ご参照下さい。

剛柔会↓
https://www.karatedo.co.jp/gojukai/

糸東会↓
https://www.karatedo.co.jp/shitokai/

日本空手協会(松濤館流)↓
https://www.jka.or.jp/local/

和道会↓
https://www.karatedo.co.jp/wado/

まとめ

いかがだったでしょうか?

道場選びは、一つのコミュニティの中に入ることですので、お子さんの年齢によっては、今後の人生で、大きな意味を持つ選択になる可能性があります。

もっとも、大きな意味を持ちうるからといって、綿密に計画を練っても、結局は「出逢い」ですから、あまり考え過ぎるのも時間の無駄になるかもしれません。

実際に行動を起こし、見学、体験に行きましょう!

<道場選びのポイント>

「お子さんにとって」一番良い道場は何か、という視点を持って頂きたい。(親の独りよがりにならず、お子さんの意見を尊重する)

・人がたくさん通う道場だから良い、成績が良い道場だから良いではなく、それらは「お子さんにとって」一番良い道場の要素の一つにすぎない。

・空手の道場に通わせたいと思っていただけたなら、積極的に、色んな道場を見学・体験させてもらって、空手ライフを楽しませてあげてほしい!

そして、親御さんもお子さんと一緒に空手をするというのも、非常に良い思い出になりますよ!

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